高野山 町石道の解説と風景の空海の伝承を守る紙遊苑のリンクについて
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空海の伝承を守る紙遊苑
弘法大師(空海)は2つの仏教の正統な後継者として、唐から新しい仏教を伝えただけでなく、多くの文化・文物を持ち帰りました。「虚しく行きて、満ちて還る」という弘法大師の言葉通り、日本最大の溜池である満濃池の改修には日本最初のアーチ型工法でしたが、日本3筆として知られる弘法大師は書に関するものも多く伝えました。
新しい書体や筆の製法、墨の製法などとともに、紙漉きの技術も持ち帰ったとされていて、紙遊苑は弘法大師に教えられたと伝えられる手漉き和紙「高野紙(古沢紙))」の技術を伝承するためにできたものだそうです。
最も紙漉きが盛んだった頃には、九度山町の古沢を中心に約100軒の家々が紙漉きを行っていたということですが、最近はこの伝統ある高野紙も僅か一軒が漉いているだけです。
このような歴史的背景から九度山町では、先祖の伝えた大師所縁の伝統文化を後世に伝承しようと紙の資料館と体験室を備えた「紙遊苑」を創設したということです。
紙遊苑は、国指定史跡高野山町石内にある勝利寺の建物のうち庫裏・土蔵・長屋門・庭園を譲り受け、そこに茅葺きの体験資料館を建設しており、町石道からも簡単に行けますので時間に余裕のある方は一度お訪ねになればどうでしょう。
12月28日から1月4日までは休苑日ですが、それ以外は無休な上に入苑無料です。
紙漉き体験は予約が必要で有料ですが、はがき3枚1組300円、高野紙(A3サイズ)が400円、20名以上の団体ではそれぞれ50円引きとなります。
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Category 九度山町の観光名所